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近藤京華プロフィール
     
 
近藤京華、本人写真
加賀友禅には、古い歴史と伝統があります。

私は作家として、その伝統を守りながらも、現代女性の感性にあったのものづくりを常に考え、日々努力を重ねています。

ファッションは女性の自己表現の一つであり、着物は優雅でゆとりある女性の象徴です。

だからこそ、世界に一枚しかない、あなただけのこだわりの一枚を加賀友禅で表現できたらと思っています。

プロフィール

昭和三十年、金沢に生まれる。高校卒業後、OLをしながら陶芸家を目指す。

 京都で友禅と出会い、金沢に戻り、加賀友禅作家、金丸充夫氏に弟子入りする。

 結婚、二女の出産を経て、再び南克治氏に師事。十年の修行期間を終え独立。

 フリーの作家として三年間お誂え専門の仕事をする。

 平成二年に落款を取得。工房を持ち、本格的に作家活動を開始する。

近藤京華、作業写真
反物デザイン
振袖、彩


 長女が成人式のときに作った振袖です。
「どんな振袖を着たい?」と訊ねました。
若い娘は着物の知識などある筈もありません。


でもやっぱり女の子です。
漠然とした思いはあるようで
「うーん、そうやねー。何か花火みたいなパァ〜とした柄がいいなぁ。地色はピンクの優しいかんじ?・・・」
というので早速、雛型を描いてみました。


 花火じゃ浴衣みたいだから花火の様な花を探してみました。
レースフラワーって何かパァ〜っと花火みたいだし、ボリュームもある。
それにデザイン化するのだから白をベースに綺麗な色も入れられる。
娘に言うと「いいじゃん。」とのこと。

振袖画像

でも加賀友禅だからもう少し格調高くするのに何か古典も入れたいなあ、と言うのは母としての私の意見です。
そして熨斗に花の割付を入れてみました。
これで流れも出てくる。現代風と古典風・・・ミスマッチのようだけどちょっと面白いかもしれない。


雛形を娘に見せると
「お母さん、これいいよ。気に入ったよ!」
ということで、柄は決定しました。


本人の寸法で図案を起こし、実際に身にあててみました。
154cmの小柄な体なので少し柄を低めにかき、足が長く見える様に、帯の下は無地がくるようにしました。


そして、
「地色はどうする?ピンクにする?思いきって黒にする?」
学生だった彼女はダイエットしているというものの、まだポッチャリしていました。
「薄い色は綺麗だけど、黒にしたらスッキリ締まって見えるよ。」と言うと、
「あぁ、そうかぁ・・・」と迷いだしました。
結局、今度訪問着をつくる時はピンクにしようということで、今回の振袖は黒になりました。


成人式当日、どこにもない彼女の為だけのオリジナルの振袖、私達の思いがいっぱい入った晴れ姿は格別娘を輝かせていました。

 

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