でも加賀友禅だからもう少し格調高くするのに何か古典も入れたいなあ、と言うのは母としての私の意見です。
そして熨斗に花の割付を入れてみました。
これで流れも出てくる。現代風と古典風・・・ミスマッチのようだけどちょっと面白いかもしれない。
雛形を娘に見せると
「お母さん、これいいよ。気に入ったよ!」
ということで、柄は決定しました。
本人の寸法で図案を起こし、実際に身にあててみました。
154cmの小柄な体なので少し柄を低めにかき、足が長く見える様に、帯の下は無地がくるようにしました。
そして、
「地色はどうする?ピンクにする?思いきって黒にする?」
学生だった彼女はダイエットしているというものの、まだポッチャリしていました。
「薄い色は綺麗だけど、黒にしたらスッキリ締まって見えるよ。」と言うと、
「あぁ、そうかぁ・・・」と迷いだしました。
結局、今度訪問着をつくる時はピンクにしようということで、今回の振袖は黒になりました。
成人式当日、どこにもない彼女の為だけのオリジナルの振袖、私達の思いがいっぱい入った晴れ姿は格別娘を輝かせていました。
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