今回の『すたいる』は、近藤京華の今のスタイルを作品に表現したものを、
発表したいと思っています。
そして、昨年協賛して頂いた着付けや、ネイルアートなど他とのタイアップ
もしないで、全て私のスタイルでやってみようと思っています。
それでも、来て頂いた方々に楽しんで頂けるよう、ささやかながら、思考を凝らした個展にしたいと思っています。
なのでどうぞ、お知り合いやご友人、ご家族、ご親戚等、お誘い合わせになり
是非、近藤京華『すたいる』にお越し頂けますよう心よりお願い申し上げます。
振り返ってみれば、今年は私にとって、新しい事へのチャレンジが多かったように思います。初めての美術館での個展、屏風やナイトガウンの制作も初めてのことでした。それと何と言っても、加賀友禅では有り得なかった技法や色づかいを取り入れ、地色も白をベースに何色ものぼかしを入れるなどという、今まで考えられなかった事にも挑戦してみました。
私が独立した頃は、よくお叱りを受けました。
「もっと加賀友禅らしい色を使って」とか「加賀友禅らしい柄を描いて」とか言われていました。
ところが、どうも私は昔から型に填まったことや、人と同じものは描きたくないという、ヘソ曲がりなところがあって、素直に聞き入れようとしても、かえって中途半端なものしかできなくなるのです。
確かに、昔からの伝統的な加賀友禅には、素晴らしい先生方の、素晴らしい
作品がたくさんあります。すごいと思います。
ただ今の時代を生きている私には、過去より現代を、未来を描きたいと思う気持ちの方が強いのです。これが私なのだから仕方ないですよね。
ところが、いつの間にかこんな私の考えや、感性が、取り入れられるようになり、他の作家さん達も次々と新しいことを考え、描いておられる様です。
今では、「何でもありや! どんどん新しいセンスを磨いて」なんて言われる時代になりました。
この仕事に携わって三十年になりますが、今が一番、仕事が楽しいような気がします。それと言うのも、個展という発表の場をつくり、多くの方々に観て頂けるという思いが、気持ちを膨らませ、私の励みとなりエネルギーになっているからだと思います。ほんとうにありがとうございます。
昨年の『のすたるじっくすとーりー』展が終わった後、また二~三年後に
個展ができたらいいなあ、と思っていました。
でも、今年、美術館の個展の後、やっぱり地元の方々にも観て頂きたいという想いが、今回に繋がったと思います。もし今回の『すたいる』がたくさんの方に観て頂くことができ成功できたなら、また次のステップにチャレンジして
いきたいと思っています。例えば、大阪 東京など都市への進出、夢ですけど叶えたいです。その為にも今回の個展を成功させたいのです。
今、私は全力で頑張っています。
私の新しいスタイルが皆様に受け入れて頂けるよう心を込めて…。